治療日記
ライリブログを見て下さりありがとうございます。
大垣市郭町の治療院ライリ、安福です。
今日みえた患者さんで膝の内側に前々から痛みを感じていたけれど、
3,4日前から痛みが強くて、階段の上り下りが辛い、
10年前に膝の手術をしてから正座が出来ない。とのことでした。
膝の内側の痛みの原因である炎症を治めることと、
炎症の原因となっていた太ももの内側の筋肉の緊張を取っていくことで、
膝の曲げ伸ばしが最初より楽になり、曲がる角度も増えてくれました。
まずは痛みを取ることは大切ですが、
これからも膝を楽に動かしてもらうため、
正座も出来るようになっていただくために、
大切になってくるのが股関節と足関節です。
膝は曲げ伸ばしの単純な動きしかしないので単体で動かす分には
本来負担の掛かりにくい関節です。
ですが、股関節や足関節といった可動性の大きい関節に挟まれているため、
股関節や足関節にズレや動きの悪さがあると、
それを調節するために膝に負担を掛けてしまい痛みが出てしまいます。
膝だけ治療して一端良くなっても、また痛みを繰り返してしまうのはそのためです。
膝だけでなく股関節や足関節も上手に使えるようになるには、
上手く使えていない筋肉のトレーニングも必要になってきます。
「10年していない正座が出来るようになるために、一緒に頑張りましょう!」
と、お話させていただきました。