ライリブログを見て下さりありがとうございます。

大垣市郭町の治療院ライリ、安福です。

先日みえた患者さんで左肩の痛みを訴えて来院されました。

前から痛みはあったけど、我慢して使ってたのだけども、

昨日から痛みが強くなってある一定の高さから肩が上がらなくなったとのことでした。

肩周りはガチガチに固まっていて、ずいぶん我慢されていたようでした。

動かしてみると、

特に水平内転時が痛みが強く、左手で右肩を触る動作がとても辛いとのことでした。

まず、肩周りの筋肉をしっかり緩めてみました。

最初の来院された時の痛みが１０段階のうち８としたら、

５か６ぐらいまで落ち着いたとのこと。

次は横隔膜の動きの悪さが目立っていたので、そちらにアプローチしてみたところ

２ぐらいまで痛みが軽減し、右肩の肩甲骨まで手が届くようになりました。

肩の痛みで、なんで横隔膜？って思う方も多いと思いますが、

横隔膜の動きが悪くなると肋骨の動きも悪くなります。

肋骨と肩甲骨もくっついた場所にあるので、

肩の動きには肋骨が自由に動けることも大事になります。

また横隔膜が固いと呼吸が浅くなってしまうため、

自律神経が乱れてきて痛みの感じやすい体になったり、

姿勢も崩れてくるため腰痛にもつながったりします。

意外と見逃されがちですが大事な部分だと思っています。

今回の患者さんには最後にセルフケアの方法をお伝えして

後日また診せていただく感じになりました。